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2022年9月11日

香川県小豆島町 子どもの夢応援プロジェクト

絵の具であそぼう

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​撮影 上保 昂大(uwabo koudai)

2022年9月11日

香川県小豆島町  子どもの夢応援プロジェクト

絵の具であそぼう

 

小豆島での初の絵の具であそぼう!

無事、想像をはるかに超えて大成功にて閉会しました!!!

はー!めちゃくちゃ楽しかったーー!!!!

約50名の子どもたちと、25メートルもの巨大な紙の上で、笑って転げて、

頭のてっぺんから指先まで虹色になった。

幸せな疲労感に痺れながら、帰りのフェリーに乗り込み、

瀬戸内の夕凪のなか、奇跡のような美しい帰り道でした。

本当にありがとうございました!

子どもたちの表情が少しずつほどけて

どんどん虹色になっていくのを見て、すごく安心したし嬉しかった!

あんな広い会場でのびのび遊び尽くせてとっても贅沢で幸せでした!!

もっと遊びたかったなあ。あのままお昼寝したかったなあ。

みんなの名前を知りたかったなあ。名前で呼びたかったなあ。

 

小豆島町から依頼をいただいたのは、

たしか2年前のことだった。(たぶん)

 

「島の子どもたちは、色んなことを経験できる機会が圧倒的に少ない。子どもたちの夢が広がるような機会をつくりたい。」そんな風にアツアツな打ち合わせをしてから、2年も経ってしまいました。

そのアツアツな打ち合わせで、わたしの小豆島への気持ちもアツアツになって、

ずっとずっとこの日を待ちに待っていました。

ただ、

コロナ禍で香川県の教育委員会が、県外の講師を呼ぶことを禁止したり、

感染者数がおさまらなかったり、延期に延期を重ねて2年も経ってしまい、

アツアツな担当さんも変わってしまい、楽しみにしていたイベントは、

いつの間にか不安でいっぱいのものになって

やれるんかな、大丈夫かな、

人集まるかな、天気大丈夫かな、

みんなに楽しんでもらえるかな、

自分の気持ちが高まっている分、かなり色んなことが不安になって、

1か月前までドキドキハラハラヒヤヒヤしていました。

 

でも、開催1か月前になって、現地視察、対面で打ち合わせや擦り合わせを行い

担当の酒井さん、加藤さんと、課長のセブンが、ほんっとーーーに!ニコニコ出迎えてくださり、丁寧に細かな部分まで打ち合わせをさせてくださったおかげで、なんとかなりそうー!と安心して準備ができました。

本当にありがたかったです。神さま仏さまー!!

 

そして!

いつものスーパーアシスタントたちも

東京、千葉、大阪から駆けつけてくれて

島の大人やジュニアリーダー、シニアリーダーも、

子どもたちが楽しく遊べるように、朝早く蒸し暑い中で一緒に準備してくれて、

すごくすごく心強かったです!

ありがとうございました!!!!

 

 

絵の具であそぼうでは、絵を描くのが好きな子が8割、苦手な子が2割くらいの参加なことがほとんどで、苦手って言う子は、「絵を描く」というのが苦手というか、上手に描けないのがいや!恥ずかしい!という子が多いと思っていて、

でも、絵の具であそぼうは、ただ絵を描くイベントではなくて、

絵を描いてもいいし、具体的何かを描かなくてもよくて、

描いたものが何に見える?まぜると何色になった?においは?どんな感触?温度は?

綺麗な色ができた!ドブ色ができた!空だ!海だ!宇宙だ!沼だ!山だ!虹だ!

なんでも良くて

絵の具だらけになるのも良いし、指先でちょっとずつ描くのも良くて、

みんなと遊んでも良いし、友達を作っても良いし、

ひとりで遊んでも良いし、兄弟や家族と遊ぶのも良いし、

みんな違って良くて

そんな、たくさんの、いろんな子たちが同じ場所に集まって、自由も不自由もあって、

それぞれの時間をのびのびと、一生懸命に過ごすことで

絵を描くことの自由さ、楽しさ、難しさ、面白さを感じてもらえたら

もっともっと絵を描くことを好きになってもらえるんじゃないかと思っています。

そして、保護者の方にもできるだけ近くでその様子を見守っていただき、

出来上がった作品ではなく、子どもたちの表情、言葉、動き、遊び方から

子どもたちのうちなる部分を感じてもらえたらと願っています。

今回、「子どもの夢応援プロジェクト」ということで

将来の夢にまつわる話も最後にしたいと思っていたのですが

楽しすぎてしっかり忘れてしまってました。

私は小さい頃、将来の夢は?と聞かれると「画家になりたい!」と答えていました。

親族はそろって大笑いだったし、そんなんなれるわけないやん、

そういうのになれるのは一握りの特別な人だけなんやで、と言われたけど、

「え?なんで私はその一握りの特別な人になれないの?」と、

疑問をもったのを今でも覚えています。

夢は信じていれば叶う!とは言ってあげられないけど

絵ばっかり描いても何にもならない、は嘘だし、

ゲームばっかりやってても何にもならない、も

虫が好きでも、空が好きでも、お菓子が好きでも

本ばっか読んでても、アニメばっか見てても、

野球ばっかしてても、踊ってばっかでも、歌ってばっかでも、

何にもならないなんて絶対そんなことない。

 

でも、誰かが勝手に夢を叶えてくれるなんて絶対ないし

全部自分が叶えていくだけ。自分次第。

私は自分のおかげで夢を叶えられたよ。

うわ!全然参考にならない話になった?ウザ理論になった???

でもほんとにそうだと思うので

みんなが、自分は特別な存在なんだ、と感じるおまじないみたいに

これからも、ぎゅっと抱きしめてあげたいなと思っています。

私のいまの夢は、絵の具であそぼう美術館を作ること!

叶えるのは自分だけ!

一生頑張る!!!!!!!!!!!!!

ということで!長々と書きましたが

小豆島町での絵の具であそぼうにご参加くださった皆さま!

本当にありがとうございました!!!!

もっともっと、みーんなが楽しめて、笑顔になれるイベントにするには

どうしたら良いんだろう、ってたくさんたくさん考えながら東京に帰りました。

まだまだもっと良いイベントにしていくので!!

小豆島で開催するときはまた遊びにきてね!

また必ず一緒に遊ぼうね!

ほんとに楽しかったよー!!!!!!1

またね!

アート講師・画家

新宅百絵 こと ももレンジャーでした!

 

 

主催 香川県小豆島町

協力 小豆島町教育委員会 生涯学習課

講師 新宅百絵

お手伝い かとちゃん、セブン、ムーニー、なおくん、まあちゃん、

     コーチ、てつやコーチ、あゆか、こーり、かの、おにぎり

スーパーアシスタント みっちゃん、どんた、かまたつ

photo スーパーカメラマン上保昂大 

movie umihayato (coming soon)

 

 

※写真はクリックすると全画面でご覧いただけます。

また、PCでご覧いただくとより美しくなりますのでお試しください。

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